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緑内障

血流の悪さが原因の緑内障

緑内障はかつては、眼圧が高くなることが原因だと考えられていましたが、眼圧が正常範囲内でも緑内障になる人が多いことが確認され、さらに日本人にはこのような正常眼圧緑内障の患者が、緑内障患者全体の7割を占めるとも言われています。

また最近では「視神経の弱さ」も緑内障の一因とされています。
ですので緑内障検査は、眼圧の高低だけでなく、視神経乳頭部の陥没の有無が緑内障を発見する大事な手がかりです。
この視神経は血流が悪くなるとダメージを受けることがわかっています。
血流が悪くなる要因は、眼圧が高くなったり、血圧が低くなることです。
そのため、眼圧を下げ、血圧を下げない点眼薬や服薬があります。
これも緑内障の治療法が進歩しているということですが、そもそも血流を悪くさせないことは、自分自身で行うことが可能です。
血流の流れを良くすると、本来備わっている自然治癒力も十分に働きはじめます。
自分自身で行うことは、食生活の改善と筋肉・筋膜のこわばりをとること

血流の流れを良くし、視神経のダメージを減らす

■食生活の改善
まずすぐに始められることは、「水をよく飲む」ということです。
単に水分を摂れば良いのではなく、コーヒーやアルコール、ジュース、濃いお茶などは一旦止めて、水だけにしてみると効果的です。
これらの飲み物は体に負担をかけてしまいます。
水は体にとって生命維持のうえでもとても重要なものですが、それはあまりに基本的なことで重要視されてきませんでした。
しかし、水が不足すれば慢性的な体調不良になります。
現代人にはこれが決定的に不足しているのです。
私たちの体の約70パーセントは体液(水)で占められています。
水を摂取し体内で循環させれば、老廃物もうまく体外に排出することができます。
逆に体内に水が足りなければ老廃物は蓄積されていきます。
十分な水を飲むというのは、体内の掃除ができるということです。
その結果、血流の流れも良くなります。

緑内障を改善する重要なポイントは血流の改善です。
それには、水分の十分な補給が必要なのです。
眼圧の上昇を避けるために、一度に大量に飲まず、少しずつ飲むようにします。
一日に、1.5リットル〜2リットルが目安となります。

こうすることで、視神経への血流が改善され、視野欠損の進行を遅らせることもできます。
また眼圧を決定している房水の流れも改善し、眼圧のコントロールも可能です。


これが体にとっても目の病気にとっても、自然で良い方法です。

また、冷たい水だと腸内で働く免疫細胞の働きも悪くなるので、常温がおすすめです。

■筋肉・筋膜のこわばりをとる
人は座り方や立ち方、その人の日々の生活習慣で誰しもが、体が歪んでいます。
すると、血液の流れが悪くなり、自然治癒力も低下します。
この状態が長く続くと体に不調のサインが表れ、様々な病気になるわけです。
体の歪みは、筋肉・筋膜の緊張、すなわち「こわばり」が問題になっています。
特に、肩のところにある「三角筋」や、ふくらはぎにある「腓腹筋」が硬くなると、目の循環が悪くなります。
その結果、目の周りの血流が悪くなり、眼圧の上昇や視神経にダメージを与えてしまうのです。
そういった場所の循環を良くすることが、緑内障などの目の病気を改善するポイントになります。
まずは、体の歪みを整え、筋肉・筋膜の緊張をやわらげていくとその効果を実感できます。
例えばストレッチでやわらげても、歪みは解消されていないのでまたすぐに筋肉や筋膜は硬くなってしまいます。
歪みを根本から解消していく方法を試されてください。
緑内障は自分で改善できる病気であるということです。

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