緑内障 TOP | 緑内障解消法 | 会社概要
  ステロイド緑内障とは

「ステロイド緑内障」とは、ステロイド薬(副腎皮質ホルモン)の副作用により発症する緑内障です。

ステロイド緑内障とは

何かしらの病気を患い、その治療でのステロイド使用の期間が長い人に見られます。

ステロイド・レスポンダーといってステロイド薬を使うと眼圧が上がる体質の人がいます。
こうした人はステロイド薬の使用にはとくに気をつけなければなりません。

ステロイド薬は、炎症を抑える効果があるので、ぜんそくやアトピー性皮膚炎などの人でも内服薬や塗り薬としても使用されています。点滴や点眼としても、その他様々な治療で用いられています。

ステロイド薬を使い続ける場合には、定期的に検査することや医師に相談することがとても大事です。

また、用法と用量を守ることも大事になってきますので、ステロイドの薬を使用する際は注意が必要だということを知っておきましょう。

ステロイド緑内障の原因

緑内障は失明率も高い病気です。

その治療の基本は眼圧を下げるものですが、例えばステロイド点眼薬などは眼球内部で正常に保たれている水分の調節を妨げるため、逆に眼圧の上昇に繋がることがあります。

原因は、房水の排出口である繊維柱帯の目づまりを起こしやすくなり眼圧が高くなると考えられています。

眼科でも治療にステロイド点眼薬を使用することがあります。
眼圧が上がることがなければそのまま使用しますが、眼圧が上がってしまった場合にはすぐに使用をやめます。

ステロイド緑内障は、ステロイド薬の使用をやめることで眼圧が下がることが多いです。
しかし、もともと別の緑内障が発症していた場合はステロイド薬をやめても眼圧が正常になるとは限りません。別の眼圧を下げる治療が必要になってきます。


残念ながらステロイド・レスポンダーであるかどうかを見つける方法はありません。
ステロイドを使用したあとに眼圧が高くなるかで判断します。
使ってみないとわからないということです。

ステロイド緑内障は、強いステロイドを長期間使用すると起こりやすくなるので、何かしらの治療で続けている方は、念のため眼科の検診を受けられることをお勧めします。

また、コンタクトレンズを使っている人は、ステロイド点眼薬の使用にさらに注意が必要になるので、眼科を受診の際は必ずコンタクトの有無を必ず伝えるようにします。

ステロイド緑内障は、体質や薬の選択によっておこる緑内障です。



緑内障について へ戻る