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  先天性緑内障

先天性緑内障とは、生まれつき眼圧が上昇する病気です。

お腹の中にいる間はわからず、出生後あるいは乳幼児になり症状が出てくるまで、わかりにくい病気です。

ではどのような原因で眼圧が上昇するのでしょうか。

【先天性緑内障の原因】

目には房水と呼ばれる水があり、角膜や水晶体などに栄養を与える役割があります。

この房水は隅角にある繊維柱帯を通って排出されるのですが、お腹の中にいる時に、排水口にあたる隅角の発達異常により、繊維柱帯の機能が低下し、房水の流出がうまくいかなくなってしまうのです。

その結果、眼圧が上昇します。
これが先天性緑内障です。


生まれつき高眼圧で視神経も障害されるため、視野に異常がおきる先天性緑内障ですが、眼圧が高くなると、眼球が大きくなり「牛眼」と言われます。また、とくに黒目の部分(角膜)が大きくなり失明の可能性もあります


先天性の緑内障を気づく症状としては、涙の量が多い、まぶたが痙攣する、光を極端にまぶしがるなどがあげられます。

黒目の部分も、白く濁ったり、黒目が大きくなったりと気づいてあげられる判断材料になります。


乳児は黒目の部分が大きくなっていることで発見することが可能ですが、新生児ではよく観察して早期に見つける必要があります。

隅角の発達異常を調べる方法は「隅角検査」と呼ばれ、とても重要な検査があります。

発見後はできるだけ早期に治療を開始し、生涯にわたって定期検査をすることが必要となります。

こちらも参考にされてください。⇒ 子どもの緑内障



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